こんな母でごめんなさい。

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やっぱり、私はどこまでも歌いたいらしい。改めてそう知ることになった。
コンサートの準備に平行して、トレーニングや声出しをしたいのに、なかなか時間の制約があって、思うように出来ないでいた。
これではダメだ、と強行手段に出ることを決意。息子を実家に一時的に預ける。
息子を預ける準備に何度か富山に行って、慣らしたり、よく話して聞かせたりした。姪っ子達や、従兄弟の子供達が集まるタイミングを見計らって、子供夏合宿として、息子を置いて帰ってきた。
出産して1日も離れたことのない私と息子。最初は心配で心配で気になってばかりいた。何度も母や父に電話してみるも、なかなか出てくれない。皆んな、息子に振り回され大変なのだろう…。何かあれば、逆に連絡があるはず…。と諦めたものの、どこかポッカリ、心に穴が空いた感じだった。
しかし息子は、こちらの心配をよそに、思い切り楽しんでいた。そんな息子のお陰で、罪悪感は直ぐに通り越し、歌うスイッチが入った。
トレーニングと声出し、打ち合わせ、撮影を詰め込む。
何日か集中し声を出し続けて、やっと歌う身体と声が戻ってきた。
声が戻った後は、歌える喜びに涙が止まらない。心も戻ってきた。
息子を預けて罪悪感や寂しさで…ではなくて、歌が歌える喜びに震え、涙が止まらないでいる…。
母親として、それはどうなんだ?と言われそうだ…。私自身、そんな自分に驚いた。
しかし、家族、親戚一同、アホな私を私以上に理解してくれていて、迷いも無く協力的だった。

私を東京に1人ぼっちにしてくれた家族に、本当に感謝だ。

1人ぼっちにしてくれてありがとう。と喜び泣く母は、明らかに変だが…。本当に感謝しかない。

息子にとって楽し過ぎる環境を作ってくれた実家の両親や姪っ子達や、従兄弟家族。。。

私は、本当に多くの人の支えで唄わせて貰っている。私の歌を信じてくれる人達のお陰で唄わせて貰っている。

絶対良いコンサートになる。
歌える喜びが止まらない。
先ずは、今月30日の長野野外フェスのステージだ!

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息子、東京に帰りたくない…と言い出しそうなほど、満喫して過ごしているらしい…w

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